【2024年】不動産クラウドファンディングのおすすめ10社比較!

近年、少額で手軽に取り組めることから、不動産クラウドファンディングが注目を集めています。しかし、不動産クラウドファンディングに挑戦してみたいけれど、たくさんありすぎてどれを選んだらいいかわからない、という人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、不動産のことならなんでもお任せの、あなぶき興産が独自でおすすめする10社をご紹介します。おすすめ理由から不動産クラウドファンディングを選ぶときに大切なポイントまで解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

不動産クラウドファンディングおすすめ10社!

投資家の皆様が安心して投資ができる不動産クラウドファンディングはどれか、会社としての信頼性やリスクの低さを重視して判断しました。

不動産クラウドファンディングおすすめ10社はこちら!

穴吹興産「Jointo α」
クリアル株式会社「creal」
LAETOLI株式会社「COZUCHI」
株式会社TECRA「TECROWD」
トーセイ株式会社「TREC FUNDING」
株式会社ワイズホールディングス「利回り不動産」
株式会社イーダブルジー「TOMOTAQU」
株式会社SYLA「利回りくん」
株式会社マリオン「i-bond」
株式会社リビングコーポレーション「property+」

おすすめ① 穴吹興産「Jointo α」

ファンド歴2019年~
ファンド件数21~50件
ファンドの特徴インカムゲイン型
ファンド期間6~12ヵ月
想定利回り2.0%~
最低出資金額10万円
対象不動産の種類
(エリア、物件種類)
全国主要都市のマンション、ホテルなど

不動産クラウドファンディングの老舗といわれている「Jointo α」は、ファンド歴が長く、当初から不動産クラウドファンディング業界を支えてきている企業の一つです。運営会社の穴吹興産は、東証スタンダード上場企業で創立60周年の歴史があります。信頼性・安全性はトップクラスといえるでしょう。

投資タイプは、インカムゲイン型を採用しており、安定して配当を得られることが期待できます。また、リピーター率は82%と、投資家の皆様から高い満足度を得られていることも分かります。

おすすめ② クリアル株式会社「creal」

ファンド歴2018年~
ファンド件数100件以上
ファンドの特徴インカムゲイン型・キャピタルゲイン型
ファンド期間2~36ヵ月
想定利回り2.4%~
最低出資金額1万円
対象不動産の種類
(エリア、物件種類)
主に首都圏のビル、マンション、ホテル、保育園など

累計調達額が500億円超と、不動産クラウドファンディング業界では最大手といえる「CREAL」。Jointo α同様、ファンド歴が長く、当初から不動産クラウドファンディング業界を支えてきている企業の一つです。ファンドの特徴として、インカムゲイン型とキャピタルゲイン型をバランスよく組み合わせています。また、ファンドの件数も多く、1口1万円という少額から投資できることから、投資初心者の方も始めやすいです。

おすすめ③ LAETOLI株式会社「COZUCHI」

ファンド歴2019年~
ファンド件数100件以上
ファンドの特徴インカムゲイン型・キャピタルゲイン型
ファンド期間1~120ヵ月
想定利回り4.0%~
最低出資金額1万円
対象不動産の種類
(エリア、物件種類)
主に首都圏のマンション、店舗、ホテルなど

こちらも不動産クラウドファンディング業界で大手の「COZUCHI」。最大の魅力は、配当利回りの上限がないため、利回りが上振れする可能性がある点です。キャピタルゲイン重視のため、想定利回りが高い案件が多くあるのもおすすめポイントです。他社プロジェクトの委託運営も行っている分、ファンドの組成頻度が高く、自分の運用したいファンドを見つけやすいでしょう。

おすすめ④ 株式会社TECRA「TECROWD」

ファンド歴2021年~
ファンド件数50~100件
ファンドの特徴インカムゲイン型・キャピタルゲイン型
ファンド期間4~121ヵ月
想定利回り8.0%~
最低出資金額10万円
対象不動産の種類
(エリア、物件種類)
海外のマンション、介護・宿泊施設など

海外不動産に投資が可能なのがこのテクラウドです。金銭授受を円建てで行います。そのため、為替リスク(通貨の価格変動による損失リスク)を回避できます。また、平均想定利回りが年10.3%以上と不動産クラウドファンディング業界トップクラスの高利回りになっています。海外不動産に高利回りで投資できるのが、テクラウドに投資するメリットといえるでしょう。

おすすめ⑤ トーセイ株式会社「TREC FUNDING」

ファンド歴2020年~
ファンド件数6~20件
ファンドの特徴インカムゲイン型・キャピタルゲイン型
ファンド期間22~36ヵ月
想定利回り4.0%~
最低出資金額1万円
対象不動産の種類
(エリア、物件種類)
主に首都圏のビル、マンション、商業施設など

「TREC FUNDING」の運営会社トーセイグループは、70年以上不動産ビジネスに関わっているため、不動産事業のノウハウが豊富です。対象物件は首都圏に特化しており、様々な種類の不動産を扱っています。事業者が対象不動産を保持していないSPC型の不動産クラウドファンディングを行っており、不特事業者の倒産リスクが回避できる点も魅力の一つです。

おすすめ⑥ 株式会社ワイズホールディングス「利回り不動産」

ファンド歴2021年~
ファンド件数50~100件
ファンドの特徴インカムゲイン型
ファンド期間6~12ヵ月
想定利回り5.0%~
最低出資金額1万円
対象不動産の種類
(エリア、物件種類)
主に首都圏のマンション、店舗、リゾート施設など

「利回り不動産」は、ポイント制度やキャンペーンが豊富です。会員登録完了のキャンペーン、投資額に応じたプレゼント、周年記念のキャンペーン等、その時々に応じた様々なポイント制度やキャンペーンがあります。また、「ワイズコイン」という独自のサービスを扱っており、貯まったコインは再度投資の原資としても使用できるため、手軽に不動産投資ができるでしょう。1口1万円からと、手軽さも魅力の一つです。

おすすめ⑦ 株式会社イーダブルジー「TOMOTAQU」

ファンド歴2020年~
ファンド件数50~100件
ファンドの特徴インカムゲイン型・キャピタルゲイン型
ファンド期間3~26ヵ月
想定利回り4.9%~
最低出資金額10万円
対象不動産の種類
(エリア、物件種類)
主に首都圏のビル、マンション、住宅など

「TOMOTAQU」は、ファンド運用情報が一般公開されている点が大きな魅力です。運用前のファンドだけでなく、運用中の情報や今後の見通しを一般公開している会社は数少ないため、資金の動きが把握しやすく、透明性が高いといえます。対象物件は、国内観光地や住宅エリアが中心で、年間35件を超えるファンドを取り扱っています。ファンドの数や種類が豊富であるため、自分の運用したいクラウドファンディングを見つけやすいでしょう。

おすすめ⑧ 株式会社SYLA「利回りくん」

ファンド歴2019年~
ファンド件数100件~
ファンドの特徴インカムゲイン型・キャピタルゲイン型
ファンド期間3ヵ月~20年
想定利回り2.0%~
最低出資金額1万円
対象不動産の種類
(エリア、物件種類)
主に首都圏のマンション、開発物件など

日本国内の会員数が28万人以上(※)と人気を集めているのが「利回りくん」です。ファンド件数が豊富で、2024年の年間新規案件数は10月時点で30件を超えています。

対象不動産の種類が豊富で、住居用不動産だけでなくロケットファンド、保護犬・猫共生型グループホームファンドなど、めずらしい物件が多くあります。また、楽天ポイントと連携しているため、利回りくんで投資をすると楽天ポイントが貯まるのも魅力の一つです。

(※2024年10月時点 公式サイトにて記載)

おすすめ⑨ 株式会社マリオン「i-Bond」

ファンド歴2019年~
ファンド件数6~20件
ファンドの特徴インカムゲイン型
ファンド期間無制限
想定利回り1.5%~
最低出資金額1万円
対象不動産の種類
(エリア、物件種類)
主に首都圏のマンション、共同住宅など

一般的に不動産クラウドファンディングでは運用期間終了まで出資金が拘束されてしまうものが多いのに対し、「i-Bond」は、対象不動産変更型を採用しているため、いつでも出資金の出し入れが可能です。また、24時間365日オンラインでの入出金の受付が可能な点も、手軽に投資できるポイントです。

おすすめ⑩ 株式会社リビングコーポレーション「property+」

ファンド歴2021年~
ファンド件数21~50件
ファンドの特徴インカムゲイン型・キャピタルゲイン型
ファンド期間3~16ヵ月
想定利回り3.2%~
最低出資金額1万円
対象不動産の種類
(エリア、物件種類)
主に首都圏のデザイナーズマンション

「property+」は、東証一部上場企業である飯田グループホールディングスのグループ会社、株式会社リビングコーポレーションが運営しています。300棟以上の投資用マンションの供給実績を持っており、クラウドファンディングでも自社ブランドの開発不動産を扱っています。企業としての信頼性が高く、安心して投資できるのが魅力です。

不動産クラウドファンディングを選ぶときに注意してほしいポイント

不動産クラウドファンディングは、初期の投資金額が1口1万円~と少額で投資できる点、手間いらずな点などから注目を集めています。投資家の方々が安心して投資できるために注意すべきポイントが5つありますので解説していきます。

運用会社の信頼性、過去の実績

不動産クラウドファンディングでは、多少のリスクも存在します。万が一、運用会社が経営困難に陥ったり、破綻してしまったりした場合、元本割れが起きる可能性があります。そこで大切なのは、不動産クラウドファンディングを運営する企業の信頼性安定性です。利回りの高さだけで投資先を選ぶのではなく、運営会社の過去の実績(元本毀損・配当遅延はないか)や会社の規模(資本金はどのくらいか、どのような事業を展開しているのか)などをしっかりチェックすることが必要不可欠です。

投資家のリスク回避のための仕組み

不動産クラウドファンディングは、元本保証がありません。そこで、元本割れリスクをできる限りおさえるために重要なのが、優先劣後システムの有無です。優先劣後システムとは、元本割れのリスク負担を、投資家と事業者で切り分ける制度です。劣後出資の割合が高いほど、投資家の元本割れのリスクは低くなります。優先劣後システム導入の有無や劣後出資割合は、それぞれの案件によって異なりますので、チェックしてから投資先を選択することをおすすめします。

具体的な案件情報の開示

不動産クラウドファンディングで問題視されるのが「透明性」です。募集案件に対する具体的情報や、想定されるリスク、運用状況についてなど、投資家にとって見えにくい部分があります。不動産クラウドファンディングを選ぶ際は、細かい情報まで説明されているかを確認しましょう。透明性の高い案件を選ぶことで、より安心して投資を進めることができるでしょう。

配当原資に注目(インカムゲイン型・キャピタルゲイン型)

不動産クラウドファンディングには様々な投資タイプが存在します。

インカムゲイン型は、毎月の家賃収入等を原資としているタイプで、安定した収入を期待できます。キャピタルゲイン型は、不動産売却によって得られる売買差益を原資としているタイプで、リスクが大きい代わりに大きなリターンが期待できます。自分にあったタイプはどちらなのかを判断してから、投資しましょう。

不動産クラウドファンディングでは、案件によって運用期間がさまざまです。短期のものでは数ヵ月、長期のものでは数年に及ぶものもあり、それぞれ利回りやリスクに違いがあります。

・短期運用(数か月)
低利回りであることが多いですが、リスクが抑えられ、資金の流動性が高いのが特徴です。

・中長期運用(数年)
高利回りを期待できますが、市場変動や運営状況などによるリスクが大きくなるのが特徴です。

不動産クラウドファンディングでは、原則一度投資すると途中で解約ができません。基本的に運用終了後まで資金が拘束されるため、ご自身の資金状況やリスク許容度を十分に検討して無理のない範囲でできる案件を選びましょう。

自分に合った不動産クラウドファンディングを選ぼう!

今回は不動産クラウドファンディングサービス10社を比較してみましたがいかがだったでしょうか。

不動産クラウドファンディングの商品は、運用会社や案件によって条件が異なります。複数の投資先からよりよい投資先を選択するためにも、案件や運用会社の「信頼性」「透明性」をしっかり判断するようにしましょう。

あなぶき興産が運営する「Jointo α」は、過去一度も元本割れ・配当遅延がなく、企業としての信頼性・安全性も十分と評判をいただいております。スマホで無料で会員登録ができますので、下記リンクからチェックしてみてください。

穴吹興産株式会社 不動産ソリューション事業部
部長/執行役員  谷中 覚

【資格】
・不動産鑑定士宅地建物取引士
・不動産証券化協会認定マスター

【経歴】
新築分譲マンション営業、M&A事業の経験を経て、現在は不動産ソリューション事業部の部長として、投資用不動産の開発と不動産特定共同事業におけるファンドの組成業務に従事。不動産投資の実務知識を活かし、不動産クラウドファンディングのに投資に役立つ情報を発信中。

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