「将来のために資産を増やしたい」
「銀行に預けているだけではお金が増えない」
「でも、手間のかかる投資は避けたい」
そんな思いを抱いている方に、近年注目を集めているのが不動産クラウドファンディングです。従来の不動産投資に比べ少額から始められ、物件の管理・運用はすべて運営会社が行ってくれるため、初心者でも手軽に始められる投資手法として人気が高まっています。
しかし、いざ始めようと思うと、不動産クラウドファンディングを提供している会社が多く、どの会社を選べばいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、不動産のプロであるあなぶき興産が、独自に厳選したおすすめの不動産クラウドファンディング10社を選定・比較し、それぞれの特徴を解説します。各サービスの強みや投資のポイントを詳しく紹介するので、初心者の方でも安心して選べるようになります。
不動産クラウドファンディングの魅力や注意点も解説しますので、「どのサービスが自分に合っているか知りたい」「投資を始めたいけど失敗したくない」という方、不動産クラウドファンディングに少しでも興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
不動産クラウドファンディングの投資戦略
不動産クラウドファンディングの注意点
不動産クラウドファンディングおすすめ10社!

投資家の皆様が安心して投資ができる不動産クラウドファンディングはどれか、会社としての信頼性やリスクの低さを重視して判断しました。
不動産クラウドファンディングおすすめ10社はこちら!
① 穴吹興産「Jointo α」
② クリアル株式会社「creal」
③ LAETOLI株式会社「COZUCHI」
④ 株式会社TECRA「TECROWD」
⑤ トーセイ株式会社「TREC FUNDING」
⑥ 株式会社ワイズホールディングス「利回り不動産」
⑦ 株式会社イーダブルジー「TOMOTAQU」
⑧ 株式会社SYLA「利回りくん」
⑨ 株式会社マリオン「i-bond」
⑩ 株式会社リビングコーポレーション「property+」
おすすめ① 穴吹興産「Jointo α」

ファンド歴 | 2019年~ |
ファンド件数 | 21~50件 |
ファンドの特徴 | インカムゲイン型 |
ファンド期間 | 6~12ヵ月 |
想定利回り | 2.0%~ |
最低出資金額 | 10万円 |
対象不動産の種類 (エリア、物件種類) | 全国主要都市のマンション、ホテルなど |
不動産クラウドファンディングの老舗といわれている「Jointo α」は、ファンド歴が長く、当初から不動産クラウドファンディング業界を支えてきている企業の一つです。運営会社の穴吹興産株式会社は、東証スタンダード上場企業で創立60周年の歴史があります。信頼性・安全性はトップクラスといえるでしょう。
投資タイプは、インカムゲイン型を採用しており、安定して配当を得られることが期待できます。また、リピーター率は82%と、投資家の皆様から高い満足度を得られていることも分かります。
おすすめ② クリアル株式会社「creal」

ファンド歴 | 2018年~ |
ファンド件数 | 100件以上 |
ファンドの特徴 | インカムゲイン型・キャピタルゲイン型 |
ファンド期間 | 2~36ヵ月 |
想定利回り | 2.4%~ |
最低出資金額 | 1万円 |
対象不動産の種類 (エリア、物件種類) | 主に首都圏のビル、マンション、ホテル、保育園など |
累計調達額が500億円超と、不動産クラウドファンディング業界では最大手といえる「CREAL」。Jointo α同様、ファンド歴が長く、当初から不動産クラウドファンディング業界を支えてきている企業の一つです。
ファンドの特徴として、インカムゲイン型とキャピタルゲイン型をバランスよく組み合わせています。また、ファンドの件数も多く、1口1万円という少額から投資できることから、投資初心者の方も始めやすいです。
おすすめ③ LAETOLI株式会社「COZUCHI」

ファンド歴 | 2019年~ |
ファンド件数 | 100件以上 |
ファンドの特徴 | インカムゲイン型・キャピタルゲイン型 |
ファンド期間 | 1~120ヵ月 |
想定利回り | 4.0%~ |
最低出資金額 | 1万円 |
対象不動産の種類 (エリア、物件種類) | 主に首都圏のマンション、店舗、ホテルなど |
こちらも不動産クラウドファンディング業界で大手の「COZUCHI」。最大の魅力は、配当利回りの上限がないため、利回りが上振れする可能性がある点です。キャピタルゲイン重視のため、想定利回りが高い案件が多くあるのもおすすめポイントです。他社プロジェクトの委託運営も行っている分、ファンドの組成頻度が高く、自分の運用したいファンドを見つけやすいでしょう。
おすすめ④ 株式会社TECRA「TECROWD」

ファンド歴 | 2021年~ |
ファンド件数 | 50~100件 |
ファンドの特徴 | インカムゲイン型・キャピタルゲイン型 |
ファンド期間 | 4~121ヵ月 |
想定利回り | 8.0%~ |
最低出資金額 | 10万円 |
対象不動産の種類 (エリア、物件種類) | 海外のマンション、介護・宿泊施設など |
海外不動産に投資が可能なのがこのテクラウドです。金銭授受を円建てで行います。そのため、為替リスク(通貨の価格変動による損失リスク)を回避できます。また、平均想定利回りが年10.3%以上と不動産クラウドファンディング業界トップクラスの高利回りになっています。
海外不動産に高利回りで投資できるのが、テクラウドに投資するメリットといえるでしょう。
おすすめ⑤ トーセイ株式会社「TREC FUNDING」

ファンド歴 | 2020年~ |
ファンド件数 | 6~20件 |
ファンドの特徴 | インカムゲイン型・キャピタルゲイン型 |
ファンド期間 | 22~36ヵ月 |
想定利回り | 4.0%~ |
最低出資金額 | 1万円 |
対象不動産の種類 (エリア、物件種類) | 主に首都圏のビル、マンション、商業施設など |
「TREC FUNDING」の運営会社トーセイグループは、70年以上不動産ビジネスに関わっているため、不動産事業のノウハウが豊富です。対象物件は首都圏に特化しており、様々な種類の不動産を扱っています。
事業者が対象不動産を保持していないSPC型の不動産クラウドファンディング(第三号事業)を行っており、不特事業者の倒産リスクが回避できる点も魅力の一つです。
おすすめ⑥ 株式会社ワイズホールディングス「利回り不動産」

ファンド歴 | 2021年~ |
ファンド件数 | 50~100件 |
ファンドの特徴 | インカムゲイン型 |
ファンド期間 | 6~12ヵ月 |
想定利回り | 5.0%~ |
最低出資金額 | 1万円 |
対象不動産の種類 (エリア、物件種類) | 主に首都圏のマンション、店舗、リゾート施設など |
「利回り不動産」は、ポイント制度やキャンペーンが豊富です。会員登録完了のキャンペーン、投資額に応じたプレゼント、周年記念のキャンペーン等、その時々に応じた様々なポイント制度やキャンペーンがあります。
また、「ワイズコイン」という独自のサービスを扱っており、貯まったコインは再度投資の原資としても使用できるため、手軽に不動産投資ができるでしょう。1口1万円からと、手軽さも魅力の一つです。
おすすめ⑦ 株式会社イーダブルジー「TOMOTAQU」

ファンド歴 | 2020年~ |
ファンド件数 | 50~100件 |
ファンドの特徴 | インカムゲイン型・キャピタルゲイン型 |
ファンド期間 | 3~26ヵ月 |
想定利回り | 4.9%~ |
最低出資金額 | 10万円 |
対象不動産の種類 (エリア、物件種類) | 主に首都圏のビル、マンション、住宅など |
「TOMOTAQU」は、ファンド運用情報が一般公開されている点が大きな魅力です。運用前のファンドだけでなく、運用中の情報や今後の見通しを一般公開している会社は数少ないため、資金の動きが把握しやすく、透明性が高いといえます。対象物件は、国内観光地や住宅エリアが中心で、年間35件を超えるファンドを取り扱っています。
ファンドの数や種類が豊富であるため、自分の運用したいクラウドファンディングを見つけやすいでしょう。
おすすめ⑧ 株式会社SYLA「利回りくん」

ファンド歴 | 2019年~ |
ファンド件数 | 100件~ |
ファンドの特徴 | インカムゲイン型・キャピタルゲイン型 |
ファンド期間 | 3ヶ月~20年 |
想定利回り | 2.0%~ |
最低出資金額 | 1万円 |
対象不動産の種類 (エリア、物件種類) | 主に首都圏のマンション、開発物件など |
日本国内の会員数が28万人以上(※)と人気を集めているのが「利回りくん」です。ファンド件数が豊富で、2024年の年間新規案件数は39件と、数多くのファンドを扱っていました。
対象不動産の種類が豊富で、住居用不動産だけでなくロケットファンド、保護犬・猫共生型グループホームファンドなど、めずらしい物件が多くあります。また、楽天ポイントと連携しているため、利回りくんで投資をすると楽天ポイントが貯まるのも魅力の一つです。
(※2025年6月時点 公式サイトにて記載)
おすすめ⑨ 株式会社マリオン「i-Bond」

ファンド歴 | 2019年~ |
ファンド件数 | 6~20件 |
ファンドの特徴 | インカムゲイン型 |
ファンド期間 | 無制限 |
想定利回り | 1.5%~ |
最低出資金額 | 1万円 |
対象不動産の種類 (エリア、物件種類) | 主に首都圏のマンション、共同住宅など |
一般的に不動産クラウドファンディングでは運用期間終了まで出資金が拘束されてしまうものが多いのに対し、「i-Bond」は、対象不動産変更型を採用しているため、いつでも出資金の出し入れが可能です。
また、24時間365日オンラインでの入出金の受付が可能な点も、手軽に投資できるポイントです。
おすすめ⑩ 株式会社リビングコーポレーション「property+」

ファンド歴 | 2021年~ |
ファンド件数 | 21~50件 |
ファンドの特徴 | インカムゲイン型・キャピタルゲイン型 |
ファンド期間 | 3~16ヵ月 |
想定利回り | 3.2%~ |
最低出資金額 | 1万円 |
対象不動産の種類 (エリア、物件種類) | 主に首都圏のデザイナーズマンション |
「property+」は、東証一部上場企業である飯田グループホールディングスのグループ会社、株式会社リビングコーポレーションが運営しています。300棟以上の投資用マンションの供給実績を持っており、クラウドファンディングでも自社ブランドの開発不動産を扱っています。
企業としての信頼性が高く、安心して投資できるのが魅力です。
不動産クラウドファンディングの投資戦略・選び方
不動産クラウドファンディングは、少額から手軽に始められるため、投資初心者でも取り組みやすい投資手法です。しかし、案件の選び方によって、リターンやリスクが大きく異なります。特に、安定した投資を目指すのか、それとも高利回りを狙うのかによって、適した案件が変わってきます。
ここでは、投資のスタイル別に、どのような案件を選ぶべきかを解説します。
安定型の投資戦略
【おすすめの投資家タイプ】
初心者、リスクを抑えたい・確実な投資をしたい方、長期間でコツコツ資産を増やしたい方
初心者が不動産クラウドファンディングを始める際に最も大切なのは、リスクを抑えながら確実に投資経験を積むことです。そのため、以下のような戦略が有効になります。
運用期間が1年以上の案件は、短期の市場変動の影響を受けにくく、安定した資産運用に適しています。特に、不動産は景気の波に左右されながらも中長期的には価値が安定しやすい傾向があるため、長期運用はリスク分散の一つとして有効です。
ただし、不動産クラウドファンディングは基本的に途中解約ができないため、投資した資金は満期まで引き出せない点を考慮する必要があります。

資金拘束の期間が長くなる点を踏まえ、生活資金とは分けた余裕資金で運用することが重要です。
※まだ投資に慣れておらず、「まずは試してみたい」という初心者の方は、まず短期間で運用が完了する案件を選ぶというのも、資金拘束の不安を軽減しやすくなります。
安定した投資を求める方にとって、配当の原資は何かというのは重要なポイントです。その中でもおすすめなのがインカムゲイン型の案件です。インカムゲイン型とは、家賃収入などを配当の原資とするファンドのことで、定期的に収益が分配されるため、投資の利益が可視化しやすくなります。
空室リスクはありますが、比較的安定した配当を受け取れるため、資産形成の計画を立てやすいというメリットもあります。
安心して投資を行うためには、運営会社の実績を確認することが重要です。 特に、過去の償還実績が豊富な会社は、安定した運営を続けている可能性が高く、投資家にとって信頼性の指標となります。
公式サイトなどで 「過去の償還済み案件一覧」 を確認し、計画通りに元本が返還されているかをチェックしましょう。償還実績が豊富な事業者であれば、投資家への元本返還が予定通り行われている可能性が高く、リスクを抑えた投資がしやすくなります。
攻め型の投資戦略
【おすすめの投資家タイプ】
上級者、高いリターンを狙いたい利益を重視した方、短期間で資産を増やしたい方
ある程度の投資経験がある場合、より高めな利回りが設定された投資が可能になります。ただし、その分リスク管理が求められるため、以下の戦略を意識しましょう。
運用期間が3ヶ月~1年未満の短期案件は、資金の流動性が高く、満期後に資金をすぐに次の投資へ回すことができる点が魅力です。また、投資期間が短いため、市場の大きな変動リスクを抑えながら運用できる点もメリットのひとつです。特に、金利や経済状況が変動しやすい局面では、状況に応じて柔軟に投資先を見直すことができるため、リスク管理をしやすくなります。
ただし、運用終了後に新たな案件を探す必要があるため、継続的に投資を行うには一定の手間がかかる点には注意が必要です。
高いリターンを得たい場合、キャピタルゲイン型の案件を選ぶことをおすすめします。キャピタルゲイン型とは、物件売却益を配当の原資とするファンドのことで、物件の価値が上昇すれば高いリターンを期待できるという特徴があります。
ただし、売却が予定通りの価格で売却できないリスクもあるため、慎重な判断が必要です。そのため、運営会社の実績や過去の案件を比較し、信頼性の高い事業者を選ぶことが成功のカギです。
比較的高利回り(7~10%以上)の案件は、相応のリスクが伴うことを理解することが重要です。特に、なぜこの案件は高い利回りが設定されているのかを考えその理由を見極めることが大切です。例えば、立地条件や物件の築年数、需要の変動など、さまざまな要因が利回りに影響を与える可能性があります。



リスクを理解した上で、リターンとのバランスを考えながら投資判断を行いましょう。
不動産クラウドファンディングにはさまざまな案件があり、どの投資戦略を選ぶかによってリターンやリスクが大きく異なります。どの戦略を選ぶにしても、デメリットも含めたリスクを理解し、自分に合った投資スタイルを確立することが大切です。まずは、少額から試しながら、自分に合った投資スタイルを見つけていきましょう。


不動産クラウドファンディングとは?【仕組みや特徴】
少額から始められて、運用もプロにおまかせ、難しい知識も管理の手間も不要なこの新しい投資スタイル「不動産クラウドファンディング」は、投資初心者の方や忙しいサラリーマン、主婦の方からも注目を集めています。
ここでは、不動産クラファンの基本構造や仕組みや、従来の不動産投資やREIT(不動産投資信託)との違いについて、わかりやすく解説します。
不動産クラウドファンディングの基本構造と仕組み
不動産クラファンとは、「インターネット上で多数の投資家から少額ずつ資金を集め、集めた資金で不動産を運用し、その収益を分配する仕組み」のことです。
クラウドファンディングの「クラウド」は「群衆」、「ファンディング」は「資金調達」という意味です。つまり「不動産クラウドファンディング」はまさに「みんなで投資する不動産」というイメージです。
余裕資金を活用して手軽に始められるのが不動産クラウドファンディングの魅力のひとつです


①不動産クラファンサービス運営会社が物件を選定
②投資家が申し込み・出資
③集まった資金で運営会社が物件を取得・運用
④運用によって得られた利益(賃料収入・売却益など)を分配金として投資家へ還元
現物不動産投資やREITの違いを比較
【不動産クラウドファンディングと現物不動産投資】
不動産クラウドファンディング | 現物不動産投資 | |
---|---|---|
初期投資額 | 1万円程度~ | 数百万円~数千万円 |
運用の手間 | 基本的に不要 (運営会社におまかせ) | 必要 (賃貸管理・契約・修繕など) |
リスク管理 | 物件分散、優先劣後出資制度などで軽減可 | 空室リスクや災害リスクの影響を受けやすい |
換金性・流動性 | 運用終了までは原則解約不可 | 売却は可能だがタイミングと価格に左右される |
【不動産クラウドファンディングとREIT】
不動産クラウドファンディング | REIT | |
---|---|---|
初期投資額 | 1万円程度~ | 数千円~ |
運用の手間 | 基本的に不要 (運営会社におまかせ) | 基本的に不要 |
価格変動 | 原則なし | 市場価格に左右される |
換金性・流動性 | 運用終了までは原則解約不可 | いつでも売買可能 |
不動産クラウドファンディングは、投資家自身で投資したい案件を選びつつ、物件の管理や運用はすべて運営会社に任せることができます。
そのため、「不動産投資に興味はあるけれど、管理の手間はかけたくない」という方や「いずれ現物不動産投資に挑戦したいけれど、まずは少額・手軽に経験を積みたい」という方にもぴったりの選択肢です。
不動産クラウドファンディングで失敗しないための注意点


不動産クラウドファンディングは、初期の投資金額が1口1万円~と少額で投資できる点、手間いらずな点などから注目を集めています。投資家の方々が安心して投資できるために注意すべきポイントが5つありますので解説していきます。
運用会社の信頼性、過去の実績
不動産クラウドファンディングでは、多少のリスクも存在します。万が一、運用会社が経営困難に陥ったり、破綻してしまったりした場合、元本割れが起きる可能性があります。
そこで大切なのは、不動産クラウドファンディングを運営する企業の信頼性・安定性です。利回りの高さだけで投資先を選ぶのではなく、運営会社の過去の実績(元本毀損・配当遅延はないか)や会社の規模(資本金はどのくらいか、どのような事業を展開しているのか)などをしっかりチェックし、信頼できる運営会社の商品に投資することが投資した際の安心感につながるでしょう。
投資家のリスク回避のための仕組み
不動産クラウドファンディングは、元本保証がありません。そこで、元本割れリスクをできる限りおさえるために重要なのが、優先劣後システムの有無です。優先劣後システムとは、元本割れのリスク負担を、投資家と事業者で切り分ける制度です。劣後出資の割合が高いほど、投資家の元本割れのリスクは低くなります。
優先劣後システム導入の有無や劣後出資割合は、それぞれの案件によって異なりますので、チェックしてから投資先を選択することをおすすめします。
具体的な案件情報の開示
不動産クラウドファンディングで問題視されるのが「透明性」です。募集案件に対する具体的情報や、想定されるリスク、運用状況についてなど、投資家にとって見えにくい部分があります。
不動産クラウドファンディングを選ぶ際は、細かい情報まで説明されているかを確認しましょう。



透明性の高い案件を選ぶことで、より安心して投資を進めることができるでしょう。
配当原資に注目(インカムゲイン型・キャピタルゲイン型)
不動産クラウドファンディングには様々な投資タイプが存在します。
インカムゲイン型は、毎月の家賃収入等を原資としているタイプで、安定した収入を期待できます。キャピタルゲイン型は、不動産売却によって得られる売買差益を原資としているタイプで、リスクが大きい代わりに大きなリターンが期待できます。分配金の出し方が異なりますので、自分の投資目的にあっているのはどちらなのかを判断してから投資しましょう。
不動産クラウドファンディングでは、案件によって運用期間がさまざまです。短期のものでは数ヵ月、長期のものでは数年と長期間に及ぶものもあり、それぞれ利回りやリスクに違いがあります。
- 短期運用(数か月)
-
低利回りであることが多いですが、リスクが抑えられ、資金の流動性が高いのが特徴です。
- 中長期運用(数年)
-
高利回りを期待できますが、市場変動や運営状況などによるリスクが大きくなるのが特徴です。
ジョイントアルファの特徴と評判
Jointo α【ジョイントアルファ】は、東証スタンダード上場企業「穴吹興産株式会社」が運営する不動産クラウドファンディングサービスです。
ここではJointo αの特徴についてご紹介いたします。
スタートから5年間、全ファンド元本割れ・配当遅延なし


近年注目されている不動産クラウドファンディングですが、あなぶき興産が運営する「Jointo α」は、2019年からと不動産クラウドファンディングが日本で展開され始めた頃から取り入れています。
約5年間で30件以上のファンドを扱ってきましたが、いまだ一度も元本割れや配当遅延がなく、投資家の皆様から安心して投資できると大変好評をいただいております。
運営会社の安定性
不動産クラウドファンディングでは、多少のリスクも存在します。運営会社が破綻してしまったり、経営困難に陥ったりした場合、元本割れが起きる可能性もあります。そこで大切なのはプロジェクトを運営する企業の信頼性・安定性です。
その点、Jointo αは、東証スタンダードに上場するあなぶき興産が運営しており、信頼性の高いサービスといえます。
あなぶき興産は1964年5月25日に創立され、2024年に創立60周年を迎えました。長年にわたって培ってきた豊富な不動産事業の実績を活かし、安定したファンドの組成・運用を実現しています。
これまでに取り扱ってきたファンドの詳細は、以下のリンクからご覧いただけます。
信頼できる実績をぜひご確認ください。
また、会員登録いただいた方へamazonギフト券がもらえるキャンペーンも行っております。スマホ1つで簡単に会員登録ができますので、下記リンクからお申し込みください。
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出資申込されたファンドの募集期間終了後に、ご登録のメールアドレスに募集の成立結果についてご連絡をさせていただきます。
ファンド運用状況に応じて、配当金の分配額と出資金の払戻額が通知されます。詳細はマイページにてご確認ください。
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・Jointo αからの送付メールが自動的に迷惑メールフォルダに入る場合があるので受信確認の際ご注意ください。
・お使いのブラウザによってはうまく動作しない場合があります。「GoogleChrome」または「safari」を推奨しております。
自分に合った投資手法を選ぼう!


今回は参考として、不動産クラウドファンディングサービス10社を比較してみましたが、いかがだったでしょうか。
不動産クラウドファンディングの商品は、運用会社や案件によって条件が異なります。そのため、投資を検討する際には、各案件や運用会社の「信頼性」「透明性」をしっかりと判断することが非常に重要です。
また、リスクを抑えながら手堅く資産形成を目指すためには、分散投資を意識し、複数の案件に資金を分けて投資する方法もおすすめです。これは、不測の事態にも備えやすく、より安心して長期的な運用が可能になります。さらに、不動産クラウドファンディングは、少額から始めやすい仕組みが整っている点も魅力です。忙しい方でも手間や時間をかけずに始められることから、初めての資産運用としても安心して投資することができます。
また、最近では、社会貢献性のある案件も増えており、「地方創生」や「空き家活用」など、投資を通じて自分自身の利益だけでなく社会にも貢献できる機会が広がっています。
「資産運用に興味はあるけど難しそう」「何から始めればいいのかわからない」そんな方こそ、この機会に不動産クラウドファンディングの始め方を学び、自己資産の活用を考えてみてはいかがでしょうか。
よくある質問|不動産クラファンの疑問を専門家がわかりやすく回答
- 分配金を受け取ったら確定申告は必要ですか?
-
原則として不動産クラウドファンディングによる利益は課税対象となるため、確定申告が必要になるケースが多いです。サービスごとに所得区分が異なる場合があるため、年間取引報告書(収益明細)を確認し、必要に応じて税理士に相談することをおすすめします。
- 途中で解約することはできますか?
-
不動産クラウドファンディングでは、原則として途中解約はできません。
- 分配金の入金はいつ?トラブルはある?
-
ファンドの設計により「毎月分配型」または「満期一括型」があり、入金時期はそれぞれ異なります。
Jointo αの場合は、これまでの多くのファンドで満期一括型を採用しています。
例:運用期間12ヶ月、想定利回り4% → 1年後に元本+4%の配当を受け取る形式
【監修】


穴吹興産株式会社 不動産ソリューション事業部
部長/執行役員 谷中 覚
【資格】
・不動産鑑定士宅地建物取引士
・不動産証券化協会認定マスター
【経歴】
新築分譲マンション営業、M&A事業の経験を経て、現在は不動産ソリューション事業部の部長として、投資用不動産の開発と不動産特定共同事業におけるファンドの組成業務に従事。不動産投資の実務知識を活かし、不動産クラウドファンディングのに投資に役立つ情報を発信中。